ギターアンプ

マーシャル 2555 1990年代 マーシャル 2555 1990年代

マーシャル25周年記念に限定販売されたのが、シルバー・ジュビリーです。
このシルバー・ジュビリーが好評だったので、追加の製造が決まりました。
シルバー・ジュビリーの外装が銀色だったのに対して、追加製造されたものは、通常の黒い外装だったために、ブラック・ジュビリーと言います。
もちろん、中身は一緒なので音や機能は一緒・・・むしろ、こちらの方が目立たなくて良いのです。














マーシャル 1987 1990年代 マーシャル 1987 1990年代

1990年代にリイシューされた 50ワットの1987です。
1960年代のオリジナルでは希少な筐体が小さいスモール・ボックスを再現しています。
本物は高価なので、とても手が出ません。















マーシャル class5 2010年頃 マーシャル class5 2010年頃

マーシャルの5W小型コンポアンプとして発表されたが、不具合で一旦製造中止となり、再登場した時に追加されたのがヘッドタイプです。
不具合の内容は、ボリュームを上げると筺体が振動するというもの。
classA回路でリトル・プレキシと呼ばれる音の良さが売りなだけに、フルボリュームにする場合が多いので、これは問題です。
その点、ヘッドタイプだとスピーカー・キャビネットを選べば問題とはならないと思って購入しました。
最初は歪みが今ひとつで、リトルJTMといった感じで期待はずれでした。
そこで真空管をGTに替えたら、歪みもばっちり、家で弾くのに重宝しています。












フェンダー デュアル・ショーマン 1960年代後半 フェンダー デュアル・ショーマン 1960年代後半

デレク&ドミノス等で、エリック・クラプトンが使用していたのが、このデュアル・ショーマン。
当時のインタヴューを読むと、ツィード・チャンプの音は最高だがライヴでは使えないので、そのサウンドを大きくしたデュアル・ショーマンを使っていると語っています。
もちろん、ツィード・チャンプとは、かなりサウンドが違い、いわゆるブラック・フェイスの音です。
というか、基本的にはブラック・フェイス期のツインのヘッド部分という感じ・・・。














ミュージックマン 130HD 1970年代中期 ミュージックマン 130HD 1970年代中期

クラプトンの広告で有名な130HDです。
それもクラプトンの使用と同じ初期型です。
プリアンプがトランジスタ、パワーアンプが真空管、そしてドライバーが真空管です。
発表から2年ぐらいでプッシュプルのドライバーがトランジスタに変更されます。
正面からみると同じですが、裏から見ると真空管の本数が違うので判別できます。
おそらく、プリアンプで歪みを作り、マスターで音量調節をするというギタリストの使い方を見て、合理的な回路に変更されたものだと思います。
ところが、初期型はマスターを上げてパワーアンプで歪みを作ると、素晴らしい音がします。
130Wもあるので、音もでかくなりますが・・・










ミュージックマン 100RD 1980年代前期 ミュージックマン 100RD 1980年代前期

110RD-fiftyというコンボが好きなので、購入したヘッドです。
期待通り音は大きくなったのですが、サウンド的には、ちょっと感じが違います。
もっとも、初期モデルと違い、フット・スイッチでチャンネルを切り替えられるのは、やはり便利です。
RD(リバーヴ&ディストーション)シリーズというのは、ミュージックマンのアンプとして後期に製造されたもので、この時期はエンブレムマークの白黒が反転しています。













メサ・ブギー デュアル・レクチファイヤー・ソロ  1990年代 メサ・ブギー デュアル・レクチファイヤー・ソロ  1990年代

いわずと知れた、ハイゲイン・アンプの代名詞です。
初期のモデルなんで、未だ2チャンネルで、3チャンネルにはなっていません。
ネットを調べると、2チャンネル・モデルのサウンドに拘っている人もいるようですね。














Peavey 5150 1990年中期 Peavey 5150 1990年中期

ご存知、エディー・ヴァンヘイレンのシグネーチャーです。
ハイゲイン・アンプのはしりで、クリーン・チャンネルも歪んでいます。
(もっとも、歪んでいても音はそれなりに良いのですが)
フロント・パネルにエディーのサインがかかれている物より、EVHと書かれている物が初期型で音が良いそうです。
(理由はパーツが違うとか、製造国が違うとか諸説あります)
その話を聞いて、ネットオークションでEVHと書かれている物を見つけて落札しました。
赤白のストライプ模様が珍しいのですが、元々の仕様なのか、前の持ち主によるものなのか解りません。











VHT Sig.X 2000年代後期 VHT Sig.X 2000年代後期

こちらもネットオークションで落札しました。
電源は入るが音が出ないジャンク品のため格安でした。
調べてみると、プリアンプの真空管1本とパワーアンプの真空管1本がとんでいて、DC回路のヒューズが切れていました。
こういった場合、ショートとか回路異常の可能性が高いのですが、とりあえず真空管とヒューズを交換します。
パワーアンプはKT88のマッチドペア(2本)交換のため、再度ふっとんだら金額的にダメージが大きいので、電源を入れる時はヒヤヒヤものでした。
そうしたら、何でもなかったように音が出てホッとしました。
それも、クリーンもクランチもハイゲインもすべて素晴らしい音で感激しました。
どんなタイプのギタリストのシグネーチャーモデルにもなるというモデル名は伊達じゃない、名器です。










ソルダーノ アヴェンジャー 2000年代 ソルダーノ アヴェンジャー 2000年代

ソルダーノのSLO‐100のディストーション・チャンネルを独立した物という話で、興味を持ちました。
で、SLO‐100は高いのですが、かなり安かったの購入してみました。
SLO‐100のディストーション・チャンネルというか、それ以上に歪みが強いです。
どちらかというと、5150とかレクチファイヤーを意識しているのではないでしょうか?














ヤマハ T100 1990年中期 ヤマハ T100 1990年中期

ヤマハ・アメリカがソルダーノと共同で開発したアンプです。
発表されたときに、良いなぁと思っていたのですが・・・
何があったのか解りませんが、しばらくすると市場から姿を消してしまいました。
本当はコンボタイプが欲しかったんですけど、残っていたヘッドタイプをあわててGETしました。
音的には、ほとんどソルダーノで素晴らしいです。
しかし、デザイン的にこの外観はどうなんでしょうか?個人製作アンプでももっとマシだと思います。












VOX スーパー・ヴィートル 1960年代 VOX スーパー・ヴィートル 1960年代

ビートルズの使用したアンプとして有名なスーパー・ヴィートルです。
もっとも、スタジオではAC-30を使っていたらしく、アメリカ・ツアー用に開発されたみたいです。
しかし、100ワットとはいえ、PAの無いスタジアムでは非力だったので、観客の声援に負けたとか・・・
開発自体もアメリカのトーマス・オルガンで、トランジスタ・アンプです。
とはいえ、ゲルマニウム・トランジスタなので、真空管に近いサウンドです。
クライ・ベイビーの元になったMRB(Mid Resonant boost)が付いていて、クライベイビーを半分踏んだようなサウンドが出せます。
このMRBとTopBoostが違うチャンネルとなっていて、一緒に使えない点が残念です。











ACOUSTIC 270 1970年代初期 ACOUSTIC 270 1970年代初期

ACOUSTIC370という有名なベースアンプを基に、トーンコントロールやイコライザーの周波数特性を変えて作られたギターアンプです。
さらにトレモロ、リバーブ、ファズといったエフェクトが組み込まれています。
(残念ながら、回路的にリバーブとファズは同時に使用できません)
WHOのピート・タウンゼント、フランク・ザッパ、マホガニー・ラッシュのフランク・マリノなんかが使用していました。
基がベースアンプのため、ベーシストが使用していることも多いです。
当時のトランジスタアンプは意外と個性的で良い音がすることが多いです。
出力が最大で375Wもあり、重たいのが欠点です。











SUNN Concert LEAD 1970年代初期 SUNN Concert LEAD 1970年代初期

こちらも、古き良きトランジスタ・アンプのSUNN社コンサート・リードです。
ジェフ・ベックがこんなの使っていたなぁ、と思って入手しました。
当時は、有名ロック・ミュージシャンもトランジスタ・アンプを良く使っていましたね。
こちらも出力が200Wもあり、トランジスタのくせに発熱量が凄いです。
インプットが個なるディストーション・チャンネルとリヴァーヴ・チャンネルがあり、両者を一緒に使えません。
意外と、温かみのある甘いサウンドがします。












ドクターZ カルマン・ギア 2010年代 ドクターZ カルマン・ギア 2010年代

ご存知、ブティック系アンプのダクターZの代表機種カルマン・ギアです。
オプションであるゾディアックのマスター・ヴォリュームが付いています。
このマスター・ヴォリューム、音質に影響を与えないよう、本来の回路から切り離せる優れものです。















BadCat Lil'15 2000年代 BadCat Lil'15 2000年代

こちらもブティック系アンプのBadCatのアンプヘッドLil'15です。
さすがに素晴らしい音なのですが、電源スイッチが背面にありロータリー式なので間違えやすいです。
そういえば、トーン・コントロールもラチェット式で、無段階調整できません。















マーシャル 2103 1970年代後期 マーシャル 2103 1970年代後期

別名JMPコンボと呼ばれており、マスターボリューム付きの2203と同じヘッドを使ったコンボです。
購入時、2203と比べてみたのですが、こちらの方が音が全然よかったです。
あとで判ったのですが、当時輸入されていた2203はアメリカ版、2103はイギリス版だったのです。
アメリカ版の真空管6550よりイギリス版の真空管EL34の方が音が良く、プロもイギリス版の2203を使用する人が多いです。
コンボとしては、重くてでかいのが難点です。















マーシャル 5010 1980年代初期 マーシャル 5010 1980年代初期"

上記2103が大きくて重たかったので、家で弾くように購入しました。
でも、いまからみると、30Wのトランジスタアンプのくせに大きくて重いです。
キャビネットの作りとかトランスとかが違うのだと思います。
また、リバーブはついてなく、プレゼンス・コントロールがついているのが当時のマーシャルらしいです。
トランジスタながらJCM800系で音は良く、今でも愛用者が多いアンプです。















マーシャル artist 4203 1980年代後半 マーシャル artist 4203 1980年代後半

やはりリバーブ付きが欲しくて購入した30Wのコンボです。
こちらは、リバーブのほかに、2チャンネル切り替えマスターボリューム付きで、コンボアンプらしい仕様となっています。
プリアンプがトランジスタで、パワーアンプが真空管、フェーズインバータも真空管というハイブリットです。
やはりJCM800系の音がします。
上記5010より使いやすくて良いアンプだと思うのですが、何故か人気が無いようですね。















マーシャル 1962 ブルース・ブレーカー 1990年代 マーシャル 1962 ブルース・ブレーカー 1990年代

エリック・クラプトンがジョン・メイオール&ブルース・ブレーカーズ時代に使っていた有名なアンプをリイシューした物です。
思っていたほど歪みませんが、高品質なサウンドです。
てっきり、45ワットだと思っていたのですが、購入してから50ワットだと知りました。

















フェンダー デラックス・リバーブ 1970年代後半 フェンダー デラックス・リバーブ 1970年代後半

銀パネで、ヴォリュームスイッチをプルするとブースト回路が組み込まれた時代のものです。
楽器屋で中古のデラックス・リバーブ銀パネを3台弾き比べて一番音が良かったのを購入しました。
後で判ったのですが、整流管が何故か60年代の物と同じRCAのGZ-34を使っています。
元々の仕様なのか、前の持ち主が改造したのか解りません。
まぁ音が良いから、いいんですけど、ちょっと気になります。



















フェンダー デラックス 1950年代 フェンダー デラックス 1950年代

いわゆる、ワイド・パネル時代のツイード・デラックスです。
名機と言われる、後のナロー・パネルより出力は小さいし、歪みも少な目です。
とはいえ、もの凄く良い音で気に入っています。
ナロー・パネルの半分以下の値段で手に入れたので、大満足です




















フェンダー 65ツインリヴァーヴ  1990年代 フェンダー 65ツインリヴァーヴ  1990年代

リイシューのブラック・フェイス期のツイン・リヴァーヴです。
なんか、リイシュー版も良く出来ているという噂だし・・・中古で安かったので購入してみました。
フット・スイッチなんかのコネクタがRCAピンでなく、ジャックになっているので、ビックリ。
確かに、RCAピンは抜け落ちやすいので、改良したのでしょうか?




















フェンダー チャンプ 1970年代後半 フェンダー チャンプ 1970年代後半

チャンプはブラックフェイス期から回路変更が少なく、整流管のままです。
やっぱり、クランチ・サウンドが良いです。
(6Wといえどもフルにすると結構な音量なので、夜は近所迷惑です)
1台は持っておきたいアンプですよね。

















フェンダー チャンプ 1960年代後半 フェンダー チャンプ 1960年代後半

こちらはブラックフェイス期のチャンプです。
上記の様にシルバー・フェイスとそんなに変わりません。
実は、ブラック・フェイス初期はスピーカーが違うので、その頃のジェンセンのC8Rに交換しました。

















フェンダー ヴァイブロ・チャンプ 1970年代 フェンダー ヴァイブロ・チャンプ 1970年代

こちらは、トレモロ機能を搭載したヴァイブロ・チャンプです。
トレモロ機能以外は、シルバー・フェイスのチャンプと変わりません。
というか、トレモロ機能自体って、あまり使っていません。

















フェンダー チャンプ 1950年代期 フェンダー チャンプ 1950年代

いわゆる名機といわれるツィード・チャンプです。
流石に、御機嫌なサウンドです。
後の時代の物に比べて、小さな音でもかなり歪みます。
もっとも、デリケードな奴で、ちょっぴり扱いが大変です。


















フェンダー コンサート 1980年代前期 フェンダー コンサート 1980年代前期

いわゆる、ポール・リベラ期のアンプです。
人気のスーパーチャンプを60Wにスケールアップした感じのアンプです。
2チャンネル切り替えで、使い勝手も良いです。
クリーン系の音は上記の銀パネデラリバにちょと負けますが、好きなアンプです。
















フェンダー スーパーチャンプ 1980年代前期 フェンダー スーパーチャンプ 1980年代前期

世間での評判の高いスーパーチャンプです。
小型でサウンドバリエーションがあり、取り回しが良いのが特徴です。
出力18Wで、ライブではちょっと物足りないです。
意外と高値で取引きされていますが、音はそんなに良くないです。
このサイズのアンプのなかではマシという程度かな?















フェンダー デラックス85 1980年代後期 フェンダー デラックス85 1980年代後期

SUNNのコンサート・リード85が欲しかったのですが意外と人気があったので、安かったフェンダー版を購入しました。
フェンダーが買収したSUNNの工場で作られた物で、コンサート・リード85と中身は同じです。
いわゆる赤ノブ期のUSA製(メキシコ製もある)で、トランジスタの85Wです。
クリーンはフェンダー系、ディストーションは往年のSUNNを彷彿とさせ、両チャンネルをパラレルで使うと良いです。
余談ですが、SUNN版の上位機種コンサート・リード160はフェンダー・ブランドではpro185という名前でした。
(こちらはデラックス85の上位機種という位置づけではありませんでした)
















フェンダー チャンピオン600 2000年代後期 フェンダー チャンピオン600 2000年代後期

往年の名器チャンピオン600のリイシューです。
中国製の廉価版なのですが・・・真空管を替えると良い音がすると評判になりました。
確かに、価格の割には良い音なのですが・・・オールドとはくらべものにはなりません。
もっとも、このルックス・・・部屋のインテリアとしては良いですね。


















VOX AC-15TB 1990年代前期 VOX AC-15TB 1990年代前期

未だイギリスで作っていた頃のAC-15です。
もっとも、イギリス製といっても、マーシャル工場の片隅で作っていたそうです。
オールドのリイシューではなく、当時のAC-30TBのトップブーストを基にしたアンプです。
マスターボリューム付きで扱い易いVOXサウンドです。
15Wのくせに、デカくて重いです、セレッションのアルニコ・ブルー・スピーカーのせいかもしれません。















VOX Cambridge30RT 2000年頃 VOX Cambridge30RT 2000年頃

印象は良くなかったのですが、中古で5,000円で売っていたので、衝動買いしてしまいました。
韓国製で、プリアンプが真空管、パワーアンプがトランジスタのハイブリッドなのですが、トランジスタっぽいVOXサウンドです。
もっとも見た目は良いです、特に後ろからみると青いセレッションが2発入っているのが嬉しいです。
スピーカー2発なのに驚くほど軽く、2チャンネルでリバーブやトレモロも付いているので使い勝手は良いです。
















VOX Cambridge reverb V1031 1967年 VOX Cambridge reverb V1031 1967年

ネットオークションで、再生産品にまぎれて格安で売っていた上記モデルのオリジナルモデルです。
1960年代後半にVOXは、アメリカでVOX製品を売っていたトーマス・オルガン・カンパニーと共同でトランジスタのプリアンプを開発しました。
同じプリアンプに、さまざまなパワーアンプを組み合わせた製品がイギリスとアメリカで作られました。
イギリス版は主に真空管のパワーアンプのハイブリッドアンプ、アメリカ版はゲルマニウム・トランジスタを使ったパワーアンプのフルトランジスタです。
また、イギリス版にはセラミックのスピーカー、アメリカ版はオックスフォード製アルニコのスピーカーが使われました。
結局、このCambridgeやpathfinder等、アメリカ製の方が評価が高くなったようです。
実際に弾いてみると、トランジスタなのに真空管のような音だし、ワウペダルの元になったMRB(Mid Resonant Boost)の音も素晴らしいです。













VOX AD15-VT 2000年代後半 VOX AD15-VT 2000年代後半

モデリングアンプが気になったので、どうせならVOX製と思って購入しました。
真空管を使った回路を組み込んでいますが、効果は今ひとつです。
エフェクターも入っていて、色々なアンプのシミュレーションができて遊ぶのには楽しいです。
でも、使えるサウンドはありません。
例えるなら、ものまねタレントと本当の歌手との違いですかね。















VOX VBM1 2000年代 VOX VBM1 2000年代後半

VOXがクィーンのブライアン・メイと共同で開発した小型のトランジスタ・アンプです。
ブライアン・メイのアンプといえば、VOXのAC-30が有名ですが・・・レコーディングではハンドメイドの小型アンプとブースターを使っていたそうです。
その小型アンプとブースターを再現したのが、このモデルです。
まさにギター・オーケストレーションといった感じのサウンドがします。
個性があって良いアンプだと思うのですが、限定販売だったのか、すぐに製造されなくなってしまいました。















メサ・ブギー markV 1980年代中期 メサ・ブギー markV 1980年代中期

一世を風靡したメサ・ブギーのMarkVです。
現在はRectifierシリーズによりハイゲインアンプの代名詞のようなメーカーですが、Markシリーズの頃はフュージョン系でも多く使われていました。
そもそも、Markシリーズは最初はサンタナの使用でブレイクしたアンプですものね。
音は良いのですが、重たいのが欠点です。
また、3チャンネルでオプションのグラフィックEQ、リヴァーブ、サイマルクラス切替も付いており使いこなすのが大変です。















メサ・ブギー MKUB 1980年代前期 メサ・ブギー MKUB 1980年代前期

MarkVの一世代前MarkUには、数種類のバージョンがありますが、これはBと言われるタイプです。
MarkVより機能は少ないですが、使いやすいし、音も良いです。
当初はセレッションのスピーカーを搭載していましたが、JBL(K120)の載せ換えたところ、さらに好みのサウンドになりました。

















メサ・ブギー サン・オブ・ブギー 1980年代中期 メサ・ブギー サン・オブ・ブギー 1980年代中

機能が増えすぎたMarkVに対して、シンプルな物を望む声があったため、廉価版として発売されたアンプです。
後に、MarkTのリイシューという製品が発売されましたが、サン・オブ・ブギーも発売当時は、MarkTリイシューと言われていました。
後のMarkTのリイシューに比べると、より初期のオリジナルに近いシンプルな造りで扱い易いです。
しかし、サウンド的には中域が強く、クリーンなサウンドは今一つ、コストを抑えるために安い部品を使っているせいかもしれません。 スピーカーをエミネンス製からセレッション製のブラック・シャドウに交換したら、少し改善されました。















メサ・ブギー SubwayBlues 1990年代初期 メサ・ブギー SubwayBlues 1990年代初期

数年ごとに発売されるメサ・ブギーの廉価版アンプのひとつです。
他の廉価版モデルは、大抵2チャンネル仕様で、リトルMarkシリーズといった感じなのですが、これは1チャンネルです。
名前の通り、ブルース向けに割り切った音で、結構好みです。
下手に色々なサウンドが出せるようにしなかったので好結果になったようです。
















アンペグ SJ12R 1990年代後期 アンペグ SJ12R 1990年代後期

60年代のリバーブ・ロケットR12Rのリイシューです。
ダイヤモンドブルーと呼ばれるカバーリングの外装が特徴です。
実際はオールドと異なりSJ12RにGAINチャンネルを追加した感じです。
真空管6V6GTを使った50W出力でパリッとしたampegサウンドです。
















アンペグ J12R 1990年代後期 アンペグ J12R 1990年代後期

こちらも、ダイヤモンドブルー・シリーズの一つJ12Rです。
真空管はEL84を使った15W出力です。
出力は小さいけど、音的にはこちらの方が好みです。

















ミュージックマン 110RD fifty 1980年代中期 ミュージックマン 110RD fifty 1980年代中期

ミュージックマンのアンプとしては、最後に発表された機種です。
このため、一連のミュージックマン・アンプの中で、50WのRDだけの特徴があります。
一応ハイブリットなのですが変則的で、2ステージ・プリアンプという回路を採用しており、クリーンchはトランジスタですがリミッタchは真空管(12AX7)で、パワーアンプは真空管(6L6GC)という構成になっています。
そのためか、歪み系のリミッタchの音が他機種より優れています。
使い易いし、小さいけど50Wでるし、クリアな音も良いので、愛用しています。














ミュージックマン 110RD fifty 1980年代中期 ミュージックマン 110RD fifty 1980年代中期

上記の110RD fiftyを愛用していたので、サブにもう1台購入しました。
同じものを2台持つなら、ちょっと変わった物と思い、発売当時オプションだったエレクトロ・ヴォイスのスピーカーを搭載したものにしました。
こちらは、外装もホワイトとなっています。
エレクトロ・ヴォイスのスピーカーのため、よりくっきりしたサウンドです。
















Acoustic G60-112 1980年代前期 Acoustic G60-112 1980年代前半

中古で凄く安かったが、色合いから目立たなかったのか、楽器屋の片隅で売れ残っていました。
ためしに弾いてみたら、パットメセニーを彷彿させるスムーズ&クリーンなサウンドが素晴らしい。
ディストーションもかなり歪みますが上品な感じで、ハーモニクスが美しいです。

















VHT Pitbull Fifty/twelve 2000年代中期 VHT Pitbull Fifty/twelve 2000年代中期

未だアメリカ製の時代のVHTです。
元はパワーアンプで名をあげたメーカーですが、きめ細かい作り込みに好感を持ちます。
サウンドのバリエーションが豊富ですが、コントロール類が判りやすく操作性も良いです。
クリーン・チャンネルもハイゲイン・チャンネルも良い音がします。
















Laney chrom o zone 2000年代中期 Laney chrom o zone 2000年代中期

Laneyというメーカー・イメージや見た目からメタル系と思いましたが、クリーン系からハイゲイン系まで音が素晴らしいです。
価格は安かったのですが、下手なブティック系アンプに負けないぐらいです。
3極モード(12W)と5極モード(30W)を切り替えられたり、スピーカーのダンピングファクターを調整できるのも良いです。
何故か発売期間が短かったので、幻の名器といった感じです。
















Peavey BANDIT 112 1980年代初期 Peavey BANDIT 112 1980年代初期

ベストセラーでライフサイクルの長いアンプです。
ディストーション系のバリエーションが豊富なのが良いです。
元々の価格が安いうえに、玉が多いので中古市場では格安で手に入ります。
初心者用のアンプを買うぐらいなら、これの中古を薦めたいです。
















DEAN MARKLEY RM-40-DR 1980年代初期 DEAN MARKLEY RM-40-DR 1980年代初期

真空管回路も組み込んでありますが基本はソリッドステートです。
この真空管回路(FET)は、エフェクターのtubedriver(そして後のtubeworks社)の元になったそうです。
ヘッド部分を取り外せて、そのままラックにマウントできるようになっています。
独立2チャンネルで扱い易く、個性が無いのでエフェクターとの相性も良いです。
















Rockman A12-50 1990年代前期 Rockman A12-50 1990年代前期

Bostonのトム・ショルツが作ったメーカーがRockmanです。
Rockmanというとエフェクターが有名ですが、これは唯一のコンボアンプになります。
特にエフェクターを組み込んでいるわけではありませんが、例のBOSTONのサウンドです。
クリーン系もディストーション系もBOSTONサウンドで、他のサウンドは出ません。
















Polytone MiniBruteV 1980年代初期 Polytone MiniBruteV 1980年代初期

ジャズの定番のポリトーンです。
これもワンパターンのサウンドしかしません。
でも、フルアコとかインプットすると最高のサウンドがします。

















PETERSON P100G-EV 1980年代中期 PETERSON P100G-EV 1980年代中期

小型トランジスタアンプの名器です。
真空管のようなウォームなサウンドがします。
独立2チャンネルで扱い易く、サウンドバリエーションも豊富です。
フットスイッチが無いと切り替えできないし、特殊なフットスイッチなので注意が必要です。
















コーネル ロマニー・プラス 2010年代 コーネル ロマニー・プラス 2010年代

以前、ツィード・チャンプのコピーで、ロマニーというアンプが好評という記事を読んだことがあります。
なんでも、エリック・クラプトンも使っているとかで、印象に残っていました。
そのロマニーにリバーヴを付けたという、ロマニー・プラスというアンプが中古で売っていたので、思わず買ってしまいました。
サウンド的には、やはり本物のツイード・チャンプに負けますが、リバーヴが付いているのは便利です。















ケンドリック118 2000年代 ケンドリック118 2000年代

上記のロマニー・プラスが、結構良かったので、興味を持って購入したアンプです。
ロマニーより以前から、ツィード・チャンプのコピーとしては有名でした。
やはり、サウンドは本物のツィード・チャンプには負けますが、本家より安定しているのが良いですね。
本家は古いせいか、その日の状態によって、結構サウンドにバラつきがあるのです。















ヴィクトリア 35210−T 2010年代 ヴィクトリア 35210−T 2010年代

ツィード期のアンプのレプリカを造るメーカーは、本家フェンダー以外にも沢山あります。
その中でも、評判が良いのがヴィクトリアです。
他のメーカーは、ツイード期のチャンプとか、人気のあるデラックスやベースマン等を造っていますが、これは珍しいスーパー・アンプのレプリカです。
やはり、オリジナルとは微妙にサウンドが違うみたいですが、かなり良い音です。















Dr.Z miniZ 2000年代 Dr.Z miniZ 2000年代

ブティック系アンプのドクターZの小型アンプです。
シンプルな造りで、多彩な音作りはできませんが、流石にクオリティの高いサウンドです。
特に、搭載されているウェーバーのスピーカーが良いです。















マッチレス SCmini 2010年代 マッチレス SCmini 2010年代

こちらもブティック系アンプの代表メーカーであるマッチレスの小型アンプです。
名機DC-30の1チャンネルを流用していると言われています。
1チャンネルですが、miniZと比べると、サウンド・バリエーションが広いです。















マッチレス リトル・モンスター 2010年代 マッチレス リトル・モンスター 2010年代

こちらも、DC-30の歪み系チャンネルを元にして造られていると言われています。
モンスターというように、ご機嫌なディストーション・サウンドがします。
しかし、12インチ・スピーカー搭載で、リトルというにはサイズが大きいです。















バッド・キャット ミニ・キャット 2010年代 バッド・キャット ミニ・キャット 2010年代

マッチレスを創りあげた、マーク・サンプソンが、独立して立ち上げたのがバッド・キャットです。
そんなわけで、両者は似た高品質なサウンドがしています。
もっとも、SCminiに比べると、あまり歪みません















バッド・キャット クラッシック 2010年代 バッド・キャット クラッシック 2010年代

フェンダー・デラックスを意識して造られたアンプというので、購入してみました。
しかし、サイズが大きいので、ビックリ。
やはり、サウンドは高品質なのですが、あまり歪みません。
なお、こちらは、オプションのリヴァーヴ搭載です。
後に、リヴァーヴ搭載モデルは独立してクラシックRという機種名になりました。













ピグノーズ  7-100 1970年代中頃 ピグノーズ  7-100 1970年代中頃

オリジナルの型番はpignose7-100で、現在売られているアジア製の再生産品はpignose7-100RとRの文字が付いています。
外観上では、オリジナルpignoseの文字が傾いているのが特徴で・・・ボディ内に貼られたシールが赤いマークのため、通称赤ラベルと言われています。
ピグノーズのアンプといえば、ピストル事故で死亡したシカゴのギタリストのテリー・キャス等により1973年に開発されて、エリック・クラプトンもレコーディングに使ったという事でも有名でした。
音を出してみると、出力8Wながら、結構太い音で、あまりトランジスタっぽくありません。















GALLIEN KRUEGER 250ML 1980年代中期 GALLIEN KRUEGER 250ML 1980年代中期

下記のローランドJC20と同じくらいのサイズのアンプです。
2スピーカーを搭載し、2chでコーラスの他にエコーやコンプレッサーも備えていて多彩な音作りができます。
出力も100Wと大きいのですが、ボリュームを上げると筺体が振動してしまいます。
大きい音で使う場合には外部スピーカーを接続して、内蔵スピーカーをOFFにしてヘッドアンプ的に使った方が良いです。















ローランド JC20 2000年代後期 ローランド JC20 2000年代後半

製造中止になると聞いて、購入しました。
コンパクトですが、2スピーカーでジャズコーラスの音がするのが嬉しいです。
チューニング・アンプやキーボードの練習用アンプとして重宝しています。

















ヤマハ F-20 1990年代 ヤマハ F-20 1990年代

上記のJC20が良かったので、昔懐かしいヤマハF100の小型版をイメージして購入しました。
しかし、後年になって中国で生産された物で、音は昔のFシリーズとは別物のようです。
後で気づいたのですけど・・・機種名はオリジナルのFシリーズと違ってFの後にハイフンが付いていました。
















ヤマハ F100 1980年代 ヤマハ F100 1980年代

上記のF-20が期待外れだったので、欲しくなって入手しました。
やはり、オリジナルでなければ、あのサウンドは出ないみたいです。
私らの世代だと、ローランドのJC‐120やヤマハのF100というアンプは国産の名機で、当時は、必ずスタジオに置いてあった懐かしい機種です。
















カールスブロ シェナンドー 2000年代 カールスブロ シェナンドー 2000年代

ピエゾ搭載アコギ用のアンプが欲しくなって購入しました。
やはり、エレキ用のアンプとは全然違いますね。
しかし、アコギ本来の音のとはちょっと印象が違います。
















AER BINGO 2000年代 AER BINGO 2000年代

上記のシェナンドーが今一つだったので、アコギ用のアンプとして評判の良いAERを購入しました。
このBINGOという機種は有名ですが、すでに製造中止・・・中古で、表面のスポンジが無い物を安く入手しました。
さすがに、良い音なのですが、やはり、本来のアコギの音とはちょっと違います。
ここいらへんを追求するには、アンプだけでなく、ピックアップ・システム等も変えなければならなさそうです。















フェンダー・キャビネット Dual Showman D130 1960年代後半 フェンダー・キャビネット Dual Showman D130 1960年代後半

デュアル・ショーマン用純正のキャビネットです。
型番から判る通り、JBLのD130F搭載という機種です。
もっとも、裏蓋を開けたら、D130FとD140Fが1個づつ搭載されていました。
交換した形跡も無いし、どちらも同じ年代の仕様だったので、最初からこの組み合わせだったみたいです。
D140Fはベース向きなので低音が強く、この組み合わせの方がD130Fを2個よりバランスも良いし、むしろロックの演奏には向いています。













メサ・ブギー キャビネット 2×12 1990年代 メサ・ブギー キャビネット 2×12 1990年代

よくみかけるキャビネットなので、おそらく製造台数も多いと思われ、かなり安く入手できました。
上部の裏側はオープン、下部は密閉型という変わった構造です。
スピーカーは90ワットのブラック・シャドゥ(セレッション)を搭載していましたが、非力なので、300ワットのJBL(E120)に乗せ換えました。
もちろん、スピーカー交換で、音も良くなりました。















カスタム・オーディオ・ジャパン キャビネット CAJ112 1990年代 カスタム・オーディオ・ジャパン キャビネット CAJ112 1990年代

評判が良いので、購入した日本製のキャビネットです。
コンパクトですが、200ワットのエレクトロ・ヴォイス・スピーカー(EVM12)を搭載しており、音が良いです。
表側に蓋ができるようになっていて、輸送中のスピーカー破損を防止出来るなど、機能的に良く考えられています。















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